中小企業診断士の物陰

中小企業診断士や中小企業診断士試験に関わる、ニッチなトピックをまとめていきます

二次試験を終えたあなたへ 実務補習申し込みフォーム完全攻略

こんにちは、yuhkiです。

この記事では、中小企業診断士実務補習に申し込む際にエントリーフォームに記載すべき内容をまとめています。

スムーズな申し込みで、確実に募集定員に入りたい方は参考にしてください。

はじめに

2023年5月15日午前10時、令和5年度夏季の中小企業診断士実務補習の申し込みが開始されました。

私も早速手続きを済ませ、無事実務補習を受ける権利を得ました。

 

さて、そんな実務補習申込ですが、一番不安だったのは「ちゃんと募集定員が埋まる前に申し込めるか?」ということです。

 

実際、申し込み前に記事をちらほら読んでいると

「開始40分で定員が埋まっていた」

「ライブチケット戦争並」

「ニ次試験より難しい」

なんて声がみられました。

 

募集定員に入り込むために必要なことは1秒でも早く申込を完了させることです。

ただし、一連の手続きはほとんど情報がなくベールに包まれており、私はほとんど準備ができない状況で臨むこととなりました。

こうした不安を、少しでも解消する手立てはないものか。

 

この記事では、中小企業診断士実務補習申込のエントリーフォームに記載すべき内容を詳細にまとめることにしました。

どういう情報が必要で、どのように手続きを進めれば良いかが全てわかるようになっています。

ぜひ実務補習申込の前にご一読いただき、スムーズな実務補習への参加を実現してください。

 

注意

本記事中で利用している画像は全て一般社団法人中小企業診断士協会のHPから借用しております。

本記事の情報は全て2023年7,8,9月コースの実務補修申込時の情報です。最新の状況とは異なる可能性がございます。

 

申込の流れ

ざっくりと、以下のような流れです。

  1. 実務補習Myページ登録(アカウント作成)
  2. 受講申込
  3. 受講料の払い込み(本記事では言及しません)

主なポイントは2つです。

1つ目は実務補習Myページ登録も申し込み期間でないと進められないことです。

「前日までにMyページ登録を済ませておいて、当日は受講申込だけ」ということができません。

申込フォームがオープンされてから全てを終わらせる必要があります。

 

2つ目は実務補習Myページ登録は1度済ませると以降は同じ情報を使うことです。

これにはメリットとデメリットがあります。

 

メリットはMyページ登録を済ませておくと受講申込がスムーズに進められることです。

フローが省略できるため、定員に滑り込める確率も上がります。

「今回受講する予定はないが、次回以降の受講を見越して、Myページ登録は済ませておく」というのも戦略としては考えられます。

 

デメリットはMyページ登録の情報を忘れた場合、再登録がすぐにはできないことです。

特にパスワードを忘れた場合などは致命的です。

Myページを作ったかどうかわからない場合や、パスワードがわからない場合は、申込開始前に診断士協会に問い合わせをしておきましょう。

 

申込フォーム

申し込みフォームへのアクセス

少しわかりづらいですが、実務補習の紹介ページにある「6.申込方法」のリンクから受講申込方法の画面にアクセスします。

このページにある「申込フォームのページへ」が申し込みフォームリンクです。

申し込み受付開始時刻と同時にリンクが開放されます。

開始と同時のアクセスを狙う場合はこの画面で待機しておきましょう。

 

 

なお、Myページ登録済の方は「実務補習のお申し込み」というリンクが出現しますが、これはちょっとした罠です。

ここをクリックしても上述の実務補習の紹介ページに飛ばされるだけです。

申し込みフォームへは自力で進む必要があります。気をつけましょう。

 

実務補習Myページ登録

特に重要な項目は以下の3点です。

  • 第2次試験受験番号
  • 第1次試験合格年度
  • 第2次試験合格年月日

わざわざ覚えていない項目かと思うので、事前に確認するか、手元に資料を置いておきましょう。

第2次試験受験番号は受験票で、第1次試験合格年度と第2次試験合格年月日は2次試験の合格証書で確認できます。

 

また、必須ではないですが、勤務先名称は記載しておくと吉です。

受講申込では必須入力となる項目であるためです。

受講申込:希望受講コース

 

受講地区はラジオボタン、受講コースはチェックボックスで指定します。

同一地区の複数コースは一括で申請できます。

なお、別地区の複数コース(例:東京の7月と大阪の8月)は一括で申請できません。

定員が埋まりはじめて別地区の受講がやむなくなった場合や、複数地区での受講を予定している場合は注意が必要です。

 

以降の項目も全て重要です。

Myページ登録と同様、わざわざ覚えていない項目かと思うので、事前に確認するか、手元に資料を置いておきましょう。

受講申込:個人情報

Myページ登録とほぼ同じ内容が並びます。

登録時に入力しておいた内容は自動で埋まるため、入力の手間は少ないです。

 

ここで特に重要な項目は業種です。大分類と中分類は必須となっています。

それぞれプルダウンから、自身の業種にあったものを選択しましょう。

以下にプルダウン内容を全て掲載していますので、ぜひ事前にチェックしておいてください。

 

大分類と中分類のプルダウン内容(長いので折りたたんでいます)

大分類

中分類:建設業

中分類:製造業

中分類:卸売業

中分類:小売業

中分類:販売業

中分類:サービス業

中分類:その他

 

受講申し込み:その他情報

最終学歴、取得資格、自宅または宿泊先の最寄駅の3項目は、補習の班分けなどに利用するものと推測されます。

最寄駅と受講料の払込予定日は必須です。

 

取得資格は「選択」のボタンを押すと専用の画面に移行します。

左側の「資格一覧表」から資格をクリックしてから「選択する>>>」ボタンをクリックすると右側の「取得資格」欄に反映されます。

 

「資格一覧」に記載があり、選択できる資格は以下の通りです。

記載があるもの以外にアピールしておきたい資格がある場合は「その他」に記載しましょう。

中小企業診断士 弁理士 カラーコディネーター
公認会計士 技術士 ファイナンシャル・プランニング技能士
行政書士 建築士 貿易アドバイザー
司法書士 情報処理技術者 調理師
社会保険労務士 販売士 フードコーディネーター
税理士 ISO審査員 ウェブデザイン技能士
弁護士 ITコーディネータ 不動産鑑定士

 

 

最後に

ご覧いただきありがとうございました。

この記事を参考に万全の準備をして申し込みを済ませ、望み通りに実務補習に進める方が1人でも増えれば幸いです。