中小企業診断士の物陰

中小企業診断士や中小企業診断士試験に関わる、ニッチなトピックをまとめていきます

中小企業診断士試験はこれさえあれば大丈夫! 独学ストレート合格に本当に必要なテキスト

はじめに

こんにちは、yuhkiです。

中小企業診断士の勉強を進める上で欠かせないのが勉強用のテキストです。

書店に行くと多くの参考書や問題集が並び、どれを買えば良いのか、どれだけ買えば良いか迷ってしまうものです。

 

そこで、この記事では、独学でストレート合格を達成した私が「これさえ押さえておけば大丈夫」だと感じた、合格に本当に必要なテキストだけをご紹介します。

コスパ良く、合格を勝ち取りましょう!

 

注意

この記事で紹介していないテキストが不要であると主張する意図は一切ございません。

 

本当に必要なテキスト

以下の3種類、計9冊です

  • 最速合格のためのスピードテキスト(TAC出版)
  • 最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)
  • ふぞろいな合格答案 10年データブック(同友館)

 

最速合格のためのスピードテキスト(TAC出版)

bookstore.tac-school.co.jp

書店では必ずといっていいほど置いてある、もはや教科書のようなテキストです。

科目ごとに1冊、計7冊あります。

 

どの科目も重要なポイントを広くカバーしているテキストです。

毎年刷新され、前年度の新出論点なども緻密に反映してくれています。

 

試験要項だけではわかりにくい、「結局何が出題されるのか」を把握する意味で必要なテキストです。

また、各論点の解説も十分になされているため、これ1冊を読み込めばその科目に必要な知識を一通り習得することができます。

全科目、確実に揃えておきましょう。

 

なお、例年9月~12月にかけて科目ごとに順次新年度版が発売されます。

新出論点の移り変わりが激しい「中小企業経営・中小企業政策」などは、なるべく最新版を揃えることができるよう、購入時期に注意してください。

 

最速合格のための第2次試験過去問題集(TAC出版)

bookstore.tac-school.co.jp

同じくTAC出版より、2次試験の問題集です。

直近5年分の過去問と解答例、その取り組み方が記載されています。

 

2次試験は1次試験よりも学習のハードルが高いです。

それは問題への向き合い方がわからないから。

 

この問題集では、驚くほど丁寧かつハイレベル、回答を作り上げるプロセスを解説してくれています。

与作文の読み解き、回答要素の選択、回答文の構成……どこをとってもノウハウの宝庫です。

問題への向き方を学ぶためにも、必ず読んでおきたいテキストです。

 

ちなみに、このテキストを初めて読むと「ここまでのこと絶対自分にはできない」と思ってしまいます。私も思いました。

が、この問題集と同じレベルで取り組めるようになる必要まではありません。

スペシャリストの方々が時間をかけて読み解いている内容を90分で実現できるようになるのは至難の業です。

道標には据えながらも、自分なりの解法を見つけていきましょう。

 

こちらのテキストも、毎年2月ごろに新年度版が発売されます。

最新のものをお求めください。

(上記リンクは2023年度版のものです)

ふぞろいな合格答案 10年データブック(同友館)

www.doyukan.co.jp

 

2次試験対策ではお馴染み「ふぞろい」シリーズからも一冊。

ふぞろいの10年・10冊分の内容が凝縮された総集編にあたる1冊です。

 

こちらの特徴はなんといっても量の多さです。

これ1冊でかなりの量の解答例を知ることができます。

「設問に対する自分の回答方針は合っているか」「自分の書いた文章は合格レベルにあるか」を把握するためにはこの上ないツールです。

なお、毎年の新刊に掲載されている設問ごとの解説はほぼ省略されている点は注意が必要です。

 

問題1つ1つの掘り下げ方はTACの問題集で学び、自分の回答が合格水準にあるかをふぞろいで確かめる。

たった2冊でこのサイクルを作るだけでも、2次試験の対策が大いに進みます。

 

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

この記事が少しでもお役に立ち、合格の1ピースになれば幸いです!